42 2022.5.31

学校にレッズのユニフォームを着て来た小学校の担任の先生

連載「素顔の選手《REDSげんき》」

Episode3 ぼくの好きな先生NEW
伊藤 敦樹(いとう あつき)3 MF

REDSDENKI

のある怒り方だった高松先生

中学生時代に思い出にある先生と言えば、(さいたま市立)木崎中学校のときの高松先生です。体育の先生で、柔道部の顧問の方でした。僕はレッズのジュニアユースに所属していたので、毎日練習のある運動部には入りませんでした。でも、どこかには入らないといけないので「囲碁・将棋部」に籍を置いていました。ほとんど行けませんでしたが、将棋はできますよ。
中学2年のときの担任だったのですが、体育は3年間教えてもらったと思います。その高松先生は生活指導も担当していたので、人によっては苦手だったかもしれませんが、僕は普通の真面目な生徒だったので、生徒指導でお世話になったことはありません。
中学生って反抗期の時期でもあって、先生にいろいろうるさく言われるとイラッとくることがあるんですが、その高松先生は怒るときも“芯のある”怒り方というか、納得できる怒り方でした。ですから大人として尊敬していました。僕は怒られたことないですよ。友達が怒られるのを横で見ていてそう思いました。
それと中学生のとき、学校の授業では日本史とか世界史が好きだったんですが、日本史の先生に元Jリーガーがいました。ザスパ草津にいた奥山(卓廊)先生で、僕は習ったことがないんですが、サッカーをやっている生徒は、よく知っていたと思います。


© URAWA REDS

のレッズファンだった塚原先生

それと(さいたま市立)道祖土小学校の5年生とき、女性の塚原先生という方が担任だったのですが、その人がものすごい浦和レッズファンでした。
たぶん試合にはほとんど行っていたと思いますが、たまに土曜日に授業があるんですよ。授業参観とかで。
土曜だからたぶん、試合と重なっていたんじゃないですかね。その授業参観日に、塚原先生がレッズのユニフォームを着てきたんですよ。
うちの小学校は浦和駒場スタジアムから一番近い学校だということもあって、先生も児童もレッズファンは多かったですし、僕も4年生のときACLの決勝を見に行って感動しました。
だけど、塚原先生が学校にユニフォームを着てきたときは、驚きました。すごく印象に残っています。
本当にレッズが好きなんだな、というのがふだんからわかるんですよ。毎週月曜日のホームルームは、レッズの話から始まりました。僕はサッカー少年団に入っていたので、3年生以降は土日の試合には行けなかったんですけどね。


© URAWA REDS

の方が塚原先生なのか確かめたい

実はその先生をスタジアムでお見かけしたように思うんですよ。
僕は去年、背番号が17だったんですけど、去年は入場制限があって、5千人ぐらいだったじゃないですか。だから、観客の一人ひとりがよく見えるんですが、17番のユニフォームを持ってくれている女の人がいて、どうも雰囲気が塚原先生に似ている気がしたんです。一度ではなくて、いつもスタジアムでお見かけしました。
でも、もう10年以上前にお会いしたきりだし、連絡も取っていたわけではないので、確かめようがありません。
今年になったら観客が多くて、よくわからないんですよ。もしかして「3番」を着てくれているのかもしれませんね。
去年、ルーキーだった僕のユニフォームを買ってくれて、応援に来ていただいたことがすごくうれしかったですし、ありがたかったです。その方が、もし塚原先生なら、ぜひお目にかかってお話ししたいと思っています。


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伊藤 敦樹/1998年8月11日、
さいたま市生まれ

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